状況
会社の事務所で被災しました。
大きく揺れ出したので神棚をおさえていました。長い間大きく揺れ、弱くなってきて収まると思った頃に、再び大きく揺れ出しました。その時初めて身の危険を感じ、机の下に潜りました。体感的には五分間くらい、とても長く感じました。 そこからずっと停電が続いています。揺れが収まり、まず近隣の様子を探りました。道路の地割れや陥没、ブロック塀が崩れているなどはありましたが、倒壊している家などは見当たらなかったのでホッとしていました。 電気が使えないのでラジオで情報収集をしました。近くのコンビニやスーパーでは商品が散乱する中、店頭などで食料や水分、電池などの販売が善意で行われていました。あちこちで長い行列ができてました。こういった時でも略奪行為が起きず助け合う姿があることにホッとします。 この時はまだ楽観的に考えていました。 私はスマートフォンを使ってます。電話はまったく使えませんでしたが、ネットはしばらく使えていたので、Twitterやストリーミング配信でテレビを中継しているものなどから情報収集をしました。とにかく情報が欲しいという気持ちでした。 そして少しずつことの重大さがわかっていきます。 津波の被害が特に甚大のようですね。普段海を意識しないような場所まで広域で津波が押し寄せています。たまたま会社にいましたが、巻き込まれていた可能性もおおいにありました。ニュースでは壊滅的な被害にあった町がたくさんあるようです。実際目にしていないので、正直実感がありません。信じられないというか、信じたくないというか。連絡のとりようがないので、多くの知人や友人の安否も気になります。いまだ厳しい状況の中で助けを待つ人もいるようです。できる限り多くの人が助かりますように、そう願うばかりです。 被災した翌朝に家に戻りました。うちのマンションは水も使えるし、家の中もめちゃくちゃではないのでまだ恵まれています。カセットコンロがあったので何とか温かい食事もとれます。電気が使えない不便な生活ではありますが、無事であっただけ良かったと思わなければいけませんね。 地震から2日経って、営業しているあちこちの店で行列が出来ています。しかし陳列棚にはほとんど商品がありません。残っているのは雑誌や不必要な雑貨、洗剤、少しの酒類といったところです。 中心部では復旧している所もありますが、まだほとんどの地域が停電していて夜は真っ暗闇です。皮肉にも星空はキレイだったりします。流れ星なんかが見えたりして。 車で携帯を充電しています。まだガソリンも半分くらいあるので、電波の繋がる市街地に出てメールで連絡をとってみたり、ネットに繋いだりしています。それでも繋がりにくい状況ではありますが。 これまで災害の準備として多くのメディアで取り上げられてきたと思いますが、今回あらためてラジオと懐中電灯の重要性を感じました。 とりあえず今の状況はそんな所でしょうか。情報が限られているので他の地域の事があまり分かりません。地震がかなりの広域であったこと、沿岸部の壊滅的な状況、福島原発の問題。皆様が無事であるよう願っています。コメントは読んでいます。落ち着いたらご挨拶にうかがいます。 いろんな不安はありますが特に落ち込んでいるわけでもなく、まったくもって元気でやっています。時間を持て余しているので、何か出来ることがあればやりたいとも考えています。 それではまた。
by chigen
| 2011-03-13 16:13
| 自我
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